ニュースで、アクセルとブレーキの踏み間違いでコンビニに突っ込んでいる映像をニュースで良く目にします。
それを見ると「また、高齢者か・・・・。」と思ってしまっていませんか?
まっ、実際にニュースになるのは高齢者がほとんどなんですけど(汗)
でも、実際に起こっているアクセルとブレーキの踏み間違いは違っているようです。
その起こっていることと、対策についてまとめてみました。
目次
- 1、実は20代が最多!
- 2、なぜニュースでは高齢者ばかり?
- 3、踏み間違いが起こる原因
- 4、踏み間違いを防ぐ為の対策
- 5、車を運転する責任の重さ
- まとめ
1、実は20代が最多!
踏み間違いは、年間約7000件発生しています。
冒頭でも書きましたが高齢者ばかりではないのが事実です。
20代 22%
30代~50代 10%
60代 15%
70代 17%
80代 10%
年代別では20代が最多です。
数にすると20代の踏み間違いは約1400件も発生しているのです。
しかし、高齢者を60~80代とすれば確かに確率から言えば多いですよね。
しかも高齢者人口は増えているので今後も増えていくかもしれません。
2、なぜニュースでは高齢者ばかり?
さきほどの統計からすると、60~80代の合計が42%ですから高齢者の確率が高いことが原因でもあります。
でも、踏み間違いをしてしまった後の判断にも大きな違いがあると言われています。
私も踏み間違いをしたことはないので、実際にはわかりませんが、「あっ、踏み間違えた!」と理解して、ブレーキを踏みなおせる、もしくはアクセルを放せているか、が年齢によって差があるようです。
高齢者のほとんどが、間違えて踏んでしまったペダルを間違ったとわかっていても踏んだままにしてしまうそうです。
3、踏み間違いが起こる原因
一番多いのは、「急いでいて、慌ててペダルを踏んでしまった。」だそうです。
他には、
集中力が欠けていた。乗りなれない車に乗っていた。わき見をしていた。などだそうです。
中でも、普段大きな車に乗っていて、急に小さな車に乗ると、ペダル幅が狭くなるので踏み間違いは起こりえるかもしれませんね。
いずれにせよ、車に何かの問題があったのではなく、運転する人が起こす事故であるということです。
4、踏み間違いを防ぐ為の対策
いろいろなところで防ぐ為に、「ペダルを目で見て確認する。」などと書いてありますが、たぶん毎回は無理です(笑)
1、急がない
→急ぐことで起こりやすいので、踏み間違いも、どんな事故も、時間のゆとりを持つことでたいがいのものは防げるはずです。
2、クリープ現象を使って発進する。
→オートマ車ならば、ブレーキを放せばゆっくりと進みます。いきなりアクセルを踏むのではなく、まずはブレーキを放し車が進み始めてからアクセルをゆっくり踏んで下さい。
3、AT誤発進制御機能付きの車に乗る。
→これからの高齢者が乗るべき車だと思います。多少の初期コストはかかりますが、事故には換えられません。
動画はスバルのアイサイトです。
個人的には、このような機能が付いた車を高齢者が購入するときに、「割引」もしくは「助成金」が使える仕組みがあるといいのではと思っています。
5、車を運転する責任の重さ
このブログで何度も書いていますが、車に乗るということは、何かあれば自分のことだけでは済まなくなるということです。
事故を起こせば、必ず他人を巻き込みます。
自爆でもそうです。場所によっては、交通渋滞を起こしますし、何かを破損させます。ケガや、死亡になれば、家族、職場に迷惑をかけることになります。
相手がいれば、相手の周りの人をも巻き込みます。
それを、実際に「急いでいた。」「携帯を見ていた。」なんて理由で事故を起こしてしまっているのです。
大きな責任を持って我々は車を運転していることを忘れてはいけません。
まとめ
最後に重い話になってしまいましたが・・・、私も含め、若いからといって油断しないで運転しましょう。
踏み間違いの5台に1台が20代の人が起こしているんです。
最近の「ポケモンgo」が言い訳なんて、超恥ずかしいですからね(笑)
ほんとうに他人事では済まないお話しでした。
藤田芳伸
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