白河の冬、スタッドレスタイヤを買うときの3つのポイント!|2015年版

冬タイヤ

だいぶ朝晩が涼しくなり、冬の気配がしてきた今日この頃。

みなさんのスタッドレスタイヤは大丈夫ですか?今年は購入のご予定はありますか?

正直どれを買ったらいいのかわからない・・・・・でも安心して買いたい!

ブリヂストンが良いのはわかってはいるけど、予算がなぁ・・・・

そんな方は、このブログの「冬タイヤを選ぶ3つのポイント」(2015年版)だけ押さえておきましょう!

目次

  • 1、一番は氷上性能
  • 2、製造年月日
  • 3、3年で買い替えが一番多い
  • まとめ

 

1、一番は氷上性能

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スタッドレスタイヤはたいがい、雪道には効きます。海外タイヤでもです。そして、圧雪の路面を走る機会はシーズンに何回かですよね。

最重要なのは氷の路面にどれだけ効くかという所がポイントになります。

みなさんは氷を手に取って、手にくっつく感覚を受けたことはありませんか?実は乾いた氷の場合、スタッドレスタイヤは効きやすいんです。

そして滑る原因は、氷の上にできる「水の膜」なのです。

そこで各メーカーはこの「水の膜」を効率良く除去して、氷の上でも効くタイヤの開発に力を注いでいます。

 

・ブリジストン レボ発泡ゴム、アクティブ発泡ゴム

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この特許技術のゴムの中の細かい空洞で、水を除去する仕組みです。

・ヨコハマタイヤ 吸水ゴム、吸水バルーン

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ブリヂストンと似ていますが、これも細かい空洞で水を除去します。

・ダンロップ ミウラ折りサイプ MAXXシャープエッジ

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水を除去することではなく、氷を引っ掻くエッジを増やす方法を取っています。

 

それぞれの仕組みは違いますが、それをお店でよく聞いて、氷上性能の高いタイヤを選びましょう。そして家族を乗せるクルマであれば国産に絞ることをオススメ致します。

 

2、製造年

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氷に効く要因のひとつに、ゴムの柔らかさがあります。この柔らかさがあることで、しっかり氷に吸い付き、排水性能、エッジ性能が生かされて氷に効くことになります。

ゴムの柔らかさは3年~4年しか持たないので、1年古いタイヤは、新品の約2/3、3/4の価値しかないということになります。

結論、スタッドレスタイヤは、夏タイヤ以上に鮮度が大事!

例えば今年の冬タイヤは、「2015年製」のものが多く販売されますが、中には「2014年製」「2013年製」のものが混じってきます。

これは、購入するお店の問題になるのですが、激安店であればあるほどこの「製造年」に対して雑になります。

また1年落ち、2年落ちのタイヤは安く業者間でも取引されるため、激安店に流通されることも多いのです。

購入するお店が、必ず2015年製造のものを販売しているか、自分の車に取り付けるタイヤが必ず「2015年製造」のものか、必ず確認が必要です。

※当社では、これまでも新鮮なタイヤの販売に心がけていましたが、この冬からさらにタイヤ入れ替え時にお客様に実際のタイヤを見てもらい、「製造年」を確認して頂いてから作業に入る仕組みにしました。

 

3、3年で買い替えが一番多い

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スタッドレスタイヤは何年で交換されますか??

タイヤメーカー発表によると、3年使用で買い替える方が一番多いようです。次に、4年、5年と続きます。

でも実際、3年で交換ってなかなか難しいですよね。

私がおすすめするのは、4シーズン使用しての交換です。

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これは、ヨコハマのアイスガード5の耐久性能のグラフですが、国産の大手ブランドのタイヤはかなり耐久性が伸びています。

このグラフからすると、アイスガード5は、4年目から性能が落ち始めるのがわかりますよね。このことから4年目は頑張って使用して、5シーズン目は新しいものに買い換えるというのがオススメです。

しかし、グラフからもわかるように、下位モデルは3年の使用が限界です。

 

乗用車用理想使用限界年数

ブリヂストン、REVO GZ、VRX → 4年

ダンロップ ウィンターマックス → 4年

      DSX2 → 3年

ヨコハマ アイスガード5+ → 4年

ヨコハマ アイスガード3+ → 3年

※上記以外のタイヤは3年以下 ※溝が残っている場合に限ります。

溝があっても、2011年、2012年以前のスタッドレスタイヤは交換したほうがいいということになります。

 

安全に冬の道路を走行するのにはこ使用年数が理想と言えます。そして、ただ安価な物をというよりも、耐久年数のことも考慮して選ばなくてはなりません。

※上記の年数は、当社がオススメするものであって、性能を保証するものではありません。また使用年数はタイヤの磨耗、車の性能によって変わります。

 

まとめ

たくさんの種類のスタッドレスタイヤがある中で、上記のことを考慮して選ぶのはなかなか大変だと思います。

カーケアショップなどにいっても比較表ではなくて、ただ性能の特徴が並んでいるだけでどれが良いのか優れているのかもわかりません。ましてや、1本1本自分で調べるとなると大変です。

①氷上性能をしっかりと比較し、提案してくれる。

②間違いなく、新鮮なタイヤを取り付けてくれる。

③耐久性の説明もしっかりとわかりやすい。

そんなお店をぜひ探して見てくださいね♪

当社も、もっともっとできるだけお客様にわかりやすく、しっかり理解してタイヤを選べるよう日々努力、改善しています。

 

ちなみに、私は今回これを買いました。

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藤田芳伸

代表取締役社長藤田燃料株式会社
藤田燃料ブログチームの編集長。 パソコンが1台しかない会社からfacebook、LINE~このブログを立ち上げるまでにワンマンにスタッフを引っ張ってきた犯人です。こう見えても社内で一番タイヤに詳しく、当社最初のコーティング1級技術者です。

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