手洗い洗車をする前に抑えておきたい3つの基礎知識|白河市・棚倉町の洗車専門店

暖かい季節になり、これからは自分で車を洗う機会も増えてきますね。
普段、お客さんと様々な会話をする中で、普段のお手入れのアドバイスをさせて頂く機会があるのですが、なかなか1度聞いただけで覚えるのは難しいと思いますので、「洗車をする際の3つの基礎知識」として私なりにまとめてみましたのでぜひ参考にしてみて下さい。

 

目次

  • 1、洗車時は泡を使った方が良い理由
  • 2、拭き上げは大切だということ
  • 3、水垂れを極力防ぐために
  • まとめ

1、洗車をする時は泡を使った方が良い理由

私がまだ洗車をする職業に就くまでのカーシャンプーへのイメージはというと「汚れが凄く落ちそう!」というイメージでした。
それもあながち間違いではないのですが、カーシャンプー(泡)を使って車を洗う1番の目的は「ボディーに洗車キズが付く事を軽減する為」なのです。

男性ならよくお解りになるかもしれませんが、ヒゲ剃りをする時にシェービングクリームをつかうのと使わないのでは、肌へのダメージが全く違いますよね。

お車のお手入れは、基本的にボディーや窓の上に付いてしまった汚れを取ってもらう事が目的なので、水だけで洗っても問題はないのですが、泡を使った方が「より優しくお手入れができる」という事になります。

2、拭き上げが大事だということ

車にシミが出来てしまう1番の原因は、洗車の際に使った水が乾いてボディーに固着してしまう事です。
時間をかけて丁寧に洗う事は良いことなのですが、時間をかければかける程乾きやすくなるというデメリットともなってしまいます。
特に「井戸水」はシミの原因になる「ミネラル」が含まれているため注意が必要なんです。

自分で手洗いしたときはもちろんのこと、セルフの機械洗車で洗った場合でも拭き上げは大切です。
セルフの洗車機にもミネラルをたくさん含む「地下水」が多く使われていて、放置すれば簡単にシミになってしまいます。

3、特に水垂れが起きやすい箇所とは

走行後の水垂れによって起きやすいのが、筋状に水ジミが付いてしまう事です。
原因としては、パーツとの間のパッキン(ゴム)の中に入り込んだ水が走行時の振動により垂れてしまったり、なかなか拭き取れない狭い部分のパーツから出て来てしまいます。

正直、私たちもエアーガンを使って手の届かない箇所は念入りに水の追い出しをしますが、完全に水垂れをなくすのは難しいと思われます。
水垂れを完全になくせなくても極力少なくはできるので、水垂れが起きやすい箇所を覚えて重点的に拭き上げをおこないましょう。

水垂れが起きやすい箇所

・ドアミラー
・ドアノブ
・トランク
・フロントバンパーのグリル部分

パーツとのつなぎ目に水が溜まりやすいので、隙間にタオルを差し込むようにして水を吸収してあげるようにするのがポイントです。

まとめ

車をキレイに乗り続けることはなかなか大変です。
忙しい普段の生活の中で、なんとか時間を作って洗車をして、それが車の為にならない洗車だったらがっかりしますよね。
その為にも、今回紹介した3つのポイントを少しでも参考にしてもらえればきっと、洗車をする甲斐があるというものです♪

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本柳剛史

現在、関辺SSの洗車・コーティングの責任者。(コーティング技術1級) 日頃からお客様のなかにファンも多く、特に子供からの人気が尋常ではない。(精神年齢的?)おのずと関辺SSの販売実績では常に先頭を立って後輩を引っ張っていく存在。ブログでも活躍してくれるだろう!という社内の期待は大きい。

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