花粉や黄砂から車を守る3つのコト|白河市・棚倉町の洗車専門店

2月に入ると花粉が飛び始め、3月になると東北南部でも花粉の量がピークになりなす。
当店スタッフにも花粉症で辛い思いをしているスタッフがたくさんいます。
春は車も人間と同様に花粉や黄砂で苦しんでいます・・・
ボディーはザラザラして、汚れやすく洗車が大変と感じる人もいると思います。
花粉や黄砂から車を守るために、少しでもお役にたてるようまとめてみました。

1、花粉や黄砂は放置しない

花粉や黄砂は人間の体だけではなく車にとっても天敵です。
この時期は車が花粉や黄砂の影響で黄色く(埃まみれ)汚れてしまい放置しておくとボディーに大きなダメージを与える原因になります。

花粉がボディーにつくと・・・

毎年2月から5月ごろに杉やヒノキから飛散する花粉は車のボディーを汚します。
花粉がボディーに付着した後に夜露や雨で濡れて水分を含むとペクチンと言う物質を排出します。ペクチンは粘着性が高いため触ると少しねっとりしています。
ペクチンが乾燥するとコーティング面や塗装面に侵食し、ボディーの塗装面の腐食や歪みの原因となることもあるのです。

黄砂がボディーにつくと・・・

大陸の砂漠行から強風により舞い上がった土壌の粒子が偏西風に乗って日本に飛来し大気中に浮遊あるいは降下するもので、特に西日本や日本海側で大く観察されます。
黄砂は花粉と同じく黄色をしていますが、花粉より小さく触るとざらっとしています。それは黄砂の中にシリカなど硬い鉱物が含まれているからです。雨が降ると黄砂は固まり放っておくとボディーにシミを作ってしまいます。

2、花粉や黄砂を落とす方法

花粉や黄砂が濡れずに乗っているだけならばエアーで吹き飛ばしたりフワフワのモップで軽く落とすのも効果的ですが絶対にやってはいけないのがタオルで直接拭くことです。タオルで拭くと花粉や黄砂がタオルに入り込みボディーを直接傷つけてしまうため、細かな擦り傷がボディーに残ってしまうことになります。

傷にならない洗い方

①高圧洗浄
ボディーに傷をつけずに花粉や黄砂を落とすには、まず最初にしっかり高圧洗浄などでのすすぎが大切です。
高圧洗浄で汚れを含んだ花粉や黄砂をある程度洗い流します。
②やさしく手洗い
で、実際に洗っていくわけですが、力を入れてただゴシゴシ洗うのではなく、ボディーをたくさんの洗剤の泡で包み込みやさしく撫でるようにすると傷がつきにくく洗うことができます。

(注)洗車機を利用する場合は、機械に入れる前に車全体を水で洗い流しておくことで傷になりにくくなります。

ボディに付着して間もない花粉や黄砂は、これで大概は洗い落とすことができます。
③しつこい花粉・黄砂
洗剤でも取れない花粉や黄砂がある場合は、50~70℃のお湯を含ませたマイクロファーバークロスでふやかしながら拭き上げてみてください。
なかなか大変な作業ですが、これで90%のものは除去できます。

しかし、これで除去しきれないものもあるのですが、その場合は夏まで待つと徐々にシミが取れていくことがあります。これはペクチンが熱に弱いので、日光により自然に消滅していくからです。
夏まで待っても取れない場合は、シミとして塗装表面を侵食してしまった可能性が高いので、プロの作業になります。

3、花粉や黄砂を予防するには

花粉黄砂の一番良い対策は、車庫に車を駐車することですが、車庫や屋根がない方は難しいです。
その場合は、ボディーにこびりつかないようにコーティング剤などを使って飛来シーズン前にボディーを保護しておくことが大切です。
またフロントガラスなども撥水加工しておくと良いでしょう。これにより雨による花粉のこびりつきを防ぐことができます。
そして何よりもこまめな洗車が有効です。
当社自慢のキーパーコーティングコーティンであれば水洗い洗車だけでピカピカになりますので是非、花粉黄砂のシーズン前にご相談ください。

参考記事

頑固な花粉のシミも〇〇で簡単にキレイにする方法!

愛車をずっとキレイに乗るためにやっておきたい7つのこと

みんながやっている!?よくある洗車の間違い7つ

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金澤秀敏

近津SS 教育リーダー
近津SSの教育リーダー兼、タイヤ担当として常に前線でスタッフを引っ張っている優しいリーダーです。 大きな体をしていますが、意外な弱点があります。 実は、暑さに弱いのです・・・ 毎年暑い夏が来ると夏バテで暑さに苦しんでいます(笑)

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